高校の同級生が結婚するみたい!
着ていく服もないし…何を準備したらいいのかな?
この記事はこのようなお悩み、疑問を持っている方達ににむけてまとめています。
おもに「結婚式に招待されてから結婚式に出席する前まで」についての今さら聞けないマナーについて書いてあります。
結婚式とは?
そもそも「結婚式」とは具体的に何を指すのでしょうか?結婚式、ウエディング、披露宴、挙式…
それぞれの意味や違いはなんなのでしょうか?
そもそも結婚式とは何を指すのだろう?
結婚式とは?
結婚式とは、婚姻を成立させる(確認する)ために行われる儀式のことを言います。
参列者の面前で愛を誓い、結婚を宣言します。神様に婚姻を認めてもらう儀式に当たる「挙式」と、新郎新婦のお披露目をするパーティーである「披露宴」で構成されています。
冠婚葬祭のうちの「婚」を意味し、冠婚葬祭と言う言葉から結婚式をまっさきに連想する方も多いでしょう。
- 新郎新婦入場
- 新郎新婦紹介
- 主賓挨拶、スピーチ
- 乾杯挨拶、乾杯
- ウエディングケーキ入刀
- お食事提供、歓談
- ゲストスピーチ、余興
- 祝電紹介
- 親への手紙、花束贈呈など
- 謝辞
- 閉会、新郎新婦退場
おおまかな流れは上の通りですが、お色直しをする場合や地域によっては流れが変わります。
近年では形式にとらわれない結婚式も多く、オリジナリティーにとんだ構成のお式もあるようです。
披露宴とは
披露宴とは、新郎新婦のお披露目をするパーティーのことを言います。
親族や友人にパートナーを紹介し、ふたりが結婚したことを報告します。
お酒やお料理を楽しみながらさまざまな演出、余興も行われます。結婚式と披露宴はセットで行われるイメージが強いですが、海外などで挙式のみを済ませ、披露宴は別日で行うという場合もあります。
冠婚葬祭とは
「冠婚葬祭」とは何を指しているのでしょうか。
冠婚葬祭とは、元服・婚礼・葬儀・祭祀のこと。普段の生活とは異なる特別な意味を持つ日のことです。
結婚式招待状が届いたら
結婚式の招待状が届いたら?
ここからは結婚式の招待状が届いたらどう返信すれば良いのか…
招待状の返信マナー・書き方、注意点を見ていきましょう。
大学時代の友人から結婚式の招待状が届いたけど…返信の仕方がわからない…
結婚式招待状の返信マナー
結婚式の招待状はいつまでに返信する?
招待状の返信は早ければ早いほど望ましく、基本的には2~3日以内に。
遅くとも1週間以内にするようにしましょう。
欠席の場合は、なんとか都合をつけようとした態度をしめすため、すぐに返信してはいけません。
※メールやライン、電話などで口頭で伝えている場合でも、招待状の返信が正式な約束となるので必ず返信してください。
返信ハガキの正しい書き方は?
必ず黒色のペンで書きましょう。
ボールペンでも構いませんが、黒の万年筆や毛筆で書くほうが望ましいです。
修正する場合は必ず定規を使って修正してください。
「。」「、」などの句読点は「終わり」を意味するため、句読点を使ってはいけません。
結婚式招待状「表面の書き方」
返信用封筒にある宛先の「行」「宛」を必ず「様」に修正してください。
必ず定規を使って、縦書きなら縦線、横書きなら横線で修正しましょう。
結婚式招待状「裏面の書き方」
「御出席」「御住所」「御名前」など、自分に向けられた「御(芳)」の敬称を二重線で消してください。
「出席」の前に「慶んで(喜んで)」うしろに「させていただきます」と追記するとより丁寧でスマートな印象になります。
新郎新婦へのメッセージを書く
ほとんどの場合、新郎新婦へのメッセージ欄があるので、招待された喜びの言葉・お祝いの言葉を記載しましょう。メッセージ欄がない場合でも空きスペースに一言メッセージを添えると喜ばれるでしょう。句読点を使えないため、スペースを入れると見やすくなります。
結婚式招待状「欠席の場合の書き方」
やむを得ない事情で結婚式を欠席する場合は、お詫びと共に失礼のないメッセージを添えて返信しましょう。この場合の注意点ですが、出産や身内の結婚式など「おめでたい理由」ならば、そのまま伝えても問題はありません。忌中などの不祝儀が理由の場合は伝えないのが常例です。その場合は理由を明記せず返信するようにしましょう。
結婚式招待状「アレルギー欄の書き方」
アレルギーがある場合は遠慮なく記載してください。変に気を使って記載せず、体調をくずしてしまっては主役である新郎新婦に気苦労をさせてしまうことにもなります。連名で招待されていて、自分以外の家族にアレルギーがある場合は「誰が」アレルギーがあるのかわかる様に名前を記入してから具体的に記入しましょう。
アレルギーがない場合も、未記入ではなく「特にありません お気遣いいただきありがとうございます」などと記入するようにしましょう。
未記入の場合、招待した側からすると記入忘れなのかアレルギー無しなのか、迷ってしまうこともあります。
結婚式のご祝儀はいくら?
結婚式に参列する際に気になるのが「ご祝儀」について。
失礼になってはいけないし、出席者がいくら包んでいるのかも気になりますよね。
ここからは結婚式のご祝儀について、相場やマナーについて見ていきましょう。
ご祝儀っていくら包めば良いの?
今月出費が多くて…少なくても大丈夫?
結婚式のご祝儀の相場
結婚式のご祝儀は、親族関係を除いた場合、3万円を基本として考えます。
内訳として、お祝い金が1万円、引き出物を含めた飲食代が2万円となります。
ただし、自分の部下や後輩の結婚式など「自分が目上の場合」は3万円以上包むこともあります。
※新郎新婦との年齢差、親密度、地域性、先にご祝儀をいただいているか、などにもよるので相場だけでの判断は注意が必要です。
結婚式のご祝儀「親族の場合」
「兄弟姉妹・おじおば・いとこ」など、親族の結婚式の場合のご祝儀の相場は、送る側の年齢や地域性のよって変わってきます。ここでは全国平均的な金額を記載しますが、年齢にが上がるにつれて金額も上がる傾向にあります。
また親族同士の場合はご祝儀の金額のすり合わせが必要になってきます。
「自分だけ少なかった」「新郎(新婦)側だけ少なかった」などという事態にならないように、しっかり相談しましょう。
兄弟姉妹 | おじ・おば | いとこ | |
20代 | 50.000円 | 50.000円 | 30.000円 |
30代 | 50.000円 | 50.000円 | 30.000円 |
40代 | 50.000円 | 50.000円 | 50.000円 |
50代 | 50.000円 | 100.000円 | 50.000円 |
60代以上 | 100.000円 | 100.000円 | 50.000円 |
結婚式のご祝儀「職場関係の場合」
職場の関係の方の結婚式の場合は、一般的には30.000円のご祝儀で問題ありません。
ただし、スピーチを頼まれている場合や新郎新婦の直属の上司の場合、50.000円を包むとスマートです。
また、自分よりも立場が上の方より多い金額を包むのは失礼にあたるため、周囲と相談して決めるのことをお勧めします。
結婚式のご祝儀「夫婦で出席する場合」
夫婦でそろって出席する場合は30.000円×2人分で60.000円の計算になるのですが、結婚式に偶数は好ましくないため「50.000円もしくは70.000円」が相場とされています。
50.000円のご祝儀に10.000円のお祝いのプレゼントという選択もありますが、新郎新婦との親密度にもよるので良く考えて決めましょう。
結婚式のご祝儀袋のマナー
ここまでで、結婚式のご祝儀の相場についてはわかりましたが、では実際ご祝儀を入れる「ご祝儀袋」はどのようなものを選べば良いのか?デザインの選び方やマナーなどを見て行きましょう。
結婚式の「ご祝儀袋の選び方」
- のしが付いている
- 水引きの結び方が「結び切り」もしは「あわじ結び」
- 水引きの色が「金銀」もしくは「紅白」
- 水引きが10本のもの
- 白地のもの
- 包む金額に合わせてご祝儀袋の格を上げる
ポイントとしては、上記の内容で選べば問題ないでしょう。
「とりあえず一番豪華なものを選べば大丈夫だろう…」と言って3万円のご祝儀を豪華なものに包んでしまわないように注意が必要です。親戚や一緒に出席する友人とあらかじめ相談しておくのもおすすめです。
※親しい友人のみなどの式や、それに準ずる集まりにのみ使えるようなカジュアルなご祝儀袋も売っていますが、判断が難しいのであまりおすすめは出来ません。
結婚式の「ご祝儀袋の書き方」
基本的に毛筆や筆ペンを使って書くのが正しいマナーです。
濃い墨でハッキリと書きましょう。(薄い墨はお悔やみの際に使用するものなもでNGです)
結婚式の「ご祝儀袋の書き方・表書き」
ご祝儀袋や短冊に「お祝いの名目」が書かれていない場合は、水引より上の中央に大きめの文字で書きます。
一般的には「寿」「壽」「御結婚御祝」などがありますが、旧字体で「壽」と書くのが格式もありスマートです。
結婚式の「ご祝儀袋の書き方・中袋」
中袋の表面の中央に、中に入れる金額を「金 〇萬円」と書きます。
数字は旧字体を使うのが正式です。また金額の最後に「也」と書くのは10万円以上を包む場合のみですので、10万円未満の場合は「也」はつけません。
裏面には、送り主の住所と氏名を書きます。
※水引が印刷されているものは中袋を使いませんので、ご祝儀袋の裏面左下に「金額と住所」を書きましょう。
※旧字体は下記を参照
一 | 壱 |
二 | 弐 |
三 | 参 |
五 | 伍 |
十 | 拾 |
千 | 仟 |
万 | 萬 |
ご祝儀袋の書き方は普段あまり使わない漢字を使ったり、毛筆で書くため書き間違える可能性が非常に高いです。可能であれば書き間違えても大丈夫なように、予備を購入しておくと良いでしょう。
まとめ
「結婚式に招待されてから結婚式に出席する前まで」にやるべきこと、マナーを見て来ましたがいかがでしたでしょうか。招待状が届いてからすぐに結婚式…ということはめったにないので慌てず準備をして、結婚式当日はこころから新郎新婦を祝福してあげましょう。
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